先だっての記事
これをきっかけに電子図書「ヤッター・ブータ ブッダ「老いの覚醒」」を出版しました。
ヤッター・ブータとは「あるがままに」という意味になります。
パーリ語に記載されている仏典の言葉は、
yathā-bhūta-ñāṇa-dassana 「ヤッター・ブータ・ニャーナ・ダッサナ」です。
これは、
“事実を、正しく知り(ñāṇa)、正しく見る(dassana)”
という「あるがままの状態」から 二つの人の働きのセットがこの言葉の本義です。そこで、
色んな人に「老い」に対して「知っていてほしい」、「見てほしい」という願いを込めて、
ただ「あるがままに」という部分を取って「ヤッター・ブータ」をタイトルとしました。
わたしを含め、老いつつある、または老いの真っただ中にある人々に向けた書です。
表題だけ見れば一見難しそうですが、わかりやすく嚙み砕いて書きました。
初期仏典と合わせて、ブッダが「老い」にどう向き合っていたのか、
これから「老いていく」人はもちろん、
先々「老いるだろう」人にとっても何か得るものがあれば幸甚です。








